ZOOM H1 XLR
Handy Recorder

2024年8月23日作成開始 2024年10月12日更新


2024年8月22日発売、2024年8月23日購入
レビューを、少しづつ更新していきます。

開封
2024年8月23日

2024年8月23日購入。

開封。

本体、安全上の注意、ACアダプター使用時の警告、
ヨーロッパ電気電子機器回収システムにかかわる案内、
オンライン登録と「3年間延長保証」のご案内、
ZOOM CREATERのシール。
クイックツアーと取扱説明書はメーカーの
ホームページからダウンロードします。

microSDカード128GBと、
単3エネループ充電地。
 
 
 
 
初期設定
2024年8月23日

クイックツアーをダウンロードして印刷しました。

microSDカードをセットします。

ACアダプターか電池を用意。
充電池を入れる。

初回起動時の設定。
 

言語設定を日本語。

日付形式設定。

電池タイプの設定。

SDカードの設定。

ファイル転送。

パソコンからアクセシビリティインストール用
ファイルをmicroSDカードにコピーします。

日本語に変更。

システム情報確認。
外部入力に特化した32bitフロート対応レコーダー
2024年8月23日 2024年9月11日更新

XLR/TRS端子。

ステレオミニジャックのMIC/LINE IN 端子。

H1essential(左)、H XLR(中)、F3(右)。

M4はステレオミニのMIC/LINE IN端子あり。

F6はXLR端子×6のみ。

F3もXLR端子×2のみ

XLR(オス)とRCAピン(メス)の変換。

XLR(オス)とフォン(メス)の変換。

RCAピン(メス)とフォン(オス)ミニプラグの変換。

M4は、Yケーブルの長さによっては片方のみ接続可能。
H1 XLRとM4は、ステレオミニジャックのプラグインパワーのON/OFFが可能です。
仕様を見るとM4はデュアルADコンバーターと書かれていますが、H1 XLRには書いてありません。
カセットテープやレコードからのLINE IN録音には、デュアルADコンバーターでなくても良いかと思います。
マイクは録音条件によっては差が出るかもしれません。
メーカーに問い合わせたところ、MIC/LINE IN端子はデュアルADコンバーター回路を搭載しているそうです。
なお、MIC/LINE IN端子は民生用のポータブルプレーヤーやラベリアマイク等の接続を想定しています
業務用機器を接続の際は、INPUT 1、2を使用するようになっています。
H1 XLRの収録時間のズレがあるか測定
2024年8月24日

チューナーをモノラルの音源で使用。

同時に録音スタート。

エディウスで音の位置合わせ。

1時間25分経過で、F3よりH1 XLRは2フレーム以下遅れるズレが発生。
「休みの日には音楽家 Vol.68 グランやすおん」
2024年8月25日 としま区民センター多目的ホール
2024年8月25日

としま区民センター。

8階多目的ホール。

客席中央にカメラを設置。

客席前に、M2とECM-S1を設置。

ピアノにM4を設置。

客席中央にH1 XLRを設置。

ECM-100UをNOSステレオで、
ZOOM H1 XLRに接続。

響きの良いホールで、舞台が電動でUPできます。
第1部と第2部は、60cmUPしています。
H1 XLRのカメラと他のレコーダーとの同期を測定
2024年8月30日

サウンドフォージで測定用信号を作成。

2時間40分ほど5秒間隔で1kHz1秒の信号。

パソコンから再生。

カメラとH1eとH1XLRとF3とM4。

エディウスでカメラと録音した音声を同期させます。

頭を合わせます。

5分ではほぼ同じ。

10分でもほぼ同じ。

15分でわずかにずれ。

30分では少しずれ。

35分ではまた少しずれ。

40分で約1フレームずれます。
個体差かと思いますが、メーカーに問い合わせてみます。
仕様範囲・性能限界
2024年9月6日
メーカーへの問い合わせ内容
H1 XLRを発売と同時に購入しました。
撮影の仕事で音声収録に、F3とM2とM4の3台を同時に使用しています。
今回簡単なテストで、F3とずれがあるか調べたところ1時間25分ぐらいで動画の2フレームほど音声が長くなってずれました。
細かく測定するために信号を作って測定したところ、40分ほどで1フレーム程ずれるようです。
F3とM4はほぼずれはありませんのでもっと長時間でも使用できます。H1eも少し長くなりずれますが、
このH1XLR程ずれませんでした。
メーカーに問い合わせたところ回答がありました。
「H1essentialおよびH1 XLRのずれは製品の仕様範囲・性能限界でございます。」との回答です。
長尺の映像と音声を扱う場合、音声と映像の同期を容易にするタイムコードジェネレーター内蔵機種を選択すると良いかと思います。
演奏の撮影では、F6またはF3とM4とM2を使用していますのでずれることがありませんでした。
H1essentialは2時間40分で少しのずれでしたがH1 XLRは40分で1フレーム程ずれました。
多分個体差によるものと思われますので、ビデオカメラとの同期を調べると良いかもしれません。
製作しましたテスト信号をMP3に変換して添付しておきます。
5SEC_TEST_SIGNAL.mpg へのリンク
「休みの日には音楽家 Vol.68 グランやすおん」
2024年8月25日 としま区民センター多目的ホールの編集
2024年9月7日

M2とM4とH1XLRのミックス音の編集。

客席前にセットしたM2のゲインは24dB。

ピアノにセットしたM4のゲインは0dB。

客席中央にセットしたH1XLRのゲインは10dB。
客席前にセットしたM2の音がメインになっています。
演奏によって音量差が大きく、各演奏でのピーク最大音は古楽バンドで-9.1dB、最小音はギターソロで-42dBでした。
とても低いのでプロファイルでゲインを24dBにしました。
32bitフロートはこのような音量差の収録で本領を発揮します。
ピアノにセットしたM4は、演奏者によって音が大きくなりミックス音量は演奏者で違いがあります。
H1XLRはミックス音量は目立たないので、40分で1フレームずれる音ズレは気にならなかったのでズレは修正していません。
100均で購入のモバイルポーチ
2024年9月8日

以前購入したモバイルポーチ。

充電池をビニールネットケースに入れています。
MIC/LINE IN端子の入力レベル
2024年9月14日

ステレオミニジャックのMIC/LINE IN 端子。

メニューの入力設定。

MIC/LINE INを選択。

プラグインパワーを選択。

オフを選択。

CDプレーヤーの可変出力最大2V。

古い機器への接続レベル。

OVERLOADの警告表示文字。

赤いLEDが点滅して警告。

MIXERでも警告表示。

-44dBと絞れますが入力レベルでオーバーしています。

警告表示が出ます。

CDプレーヤーの出力レベルを落として調整。
可変出力がないときの対処方法。

可変出力のない場合。
ビクターのアッテネーターを使用。

-10dBの説明。

中継アダプタと接続。

-10dBのアッテネーターとミキサーで調整。

黒が-10dB、白と赤が-20dBのアッテネーター。
Victorの変換アダプター (詳しくはビクターのホームページのAVアクセサリーの変換アダプターをご覧下さい。)
黒いのが-10dB減衰するAP122Aで、CDプレーヤーとラジカセのライン入力に使用します。
赤と白が-20dB減衰するAP121Aです。(モノラルビデオをラジカセのライン入力につなぐ時歪む場合に使用します。)
収録レベルの音圧を上げた最近のCDやデジタルプレーヤーの出力は、
-20dBのアッテネーターを使用するとミキサーの調整をしなくてもよさそうです。
カセットデッキなどのアナログ機器は、アッテネーターがなくても大丈夫かと思います。
清瀬立体上でアンバランス接続のマイクテスト
2024年9月28日

清瀬立体の上。

ワンポイントステレオマイクのECM-99A。

古いマイクは、ミキサーは0dBではメーターが振れません。

波形も小さいです。
アナログレコーダー全盛期のマイクを使用しました。
「ナマロク・生録・フィールドレコーディング・マイクロホン編」のリンクへ
感度は現在発売されているマイクより低いです。
ミキサーでレベルを上げるとモニターしやすくなります。
エレクトレットコンデンサーマイクより、ダイナミックマイクは感度が低くなります。
TRS端子に差し込んだ標準プラグはアンバランス接続になります。
バランス接続をアンバランス接続にしているので、入力レベルも少し落ちます。
古いマイクなので、劣化によりノイズも発生しやすくなっているかと思います。
ステレオマイクの場合は、左右感度差が出てしまうものもあるかと思います。
その時は、INPUT1と2のモノラル入力と、ミキサーでレベル調整することでバランスをとることもできます。
ステレオファイルの場合は、左右は同じレベルで可変されます。
アンバランス接続では、ノイズが混入しやすいのでヘッドホンモニターは必要です。
A
+20dBに上げるとメーターが振れ始めました。

波形も良い感じです。

ウインドジャマーを被せます。

下り電車通過。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
SONY ECM-99A+Rycote BBG Windjammer

240928-151650_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。

ステレオダイナミックマイクのF-99A。

ミキサーを+26dBに上げました。

ウインドジャマーを被せます。

ケーブルの位置でわずかにノイズ混入。

アンバランス接続はノイズを拾いやすいです。

下り電車通過。

丁度よい波形レベル。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
SONY F-99A+Rycote BBG Windjammer

240928-152337_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。

プラグインパワーをON。

ステレオピンマイクのECM-121。

ケーブルの位置移動ではノイズが消えません。

ミキサーは+20dB。

マイク本体根元を持つとノイズ低減。

ウインドジャマーを被せます。

下り電車通過。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
SONY ECM-121+
Rycote Special 105 Mini Windjammer

240928-154211_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。

タイピン型ステレオマイクのECM-111。

ケーブル位置移動でノイズ低減。

ウインドジャマーを被せます。

ミキサーを+20dB。

下り電車通過。

途中から上り電車通過。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
SONY ECM-111+Rycote Special 105 Mini Windjammer

240928-154559_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。
XLR/TRS端子のLINE入力のRCA変換
2024年9月29日

XLR/RCA変換プラグ。

アンバランスのRCA端子入力になります。

フォン/RCA変換プラグ。

TRS端子にアンバランス接続になります。

フォン/RCA変換プラグの全体が金属製。

TRS端子にアンバランス接続になります。

2008年のJ-POP音楽CDを再生。

固定出力と同じ出力レベル。

LINEに切り替え。

RCAで接続。

音圧を上げたCDでは波形がわかりません。

ミキサーの0dBでは少しオーバーしています。

-8dBにすると、レベルメーターの0dBのラインが見えます。

波形が見えます。

1988年のCDを再生。
現在のCDは、もっと音圧を上げています。
CD初期はもっと音圧が低いマスタリングです。

10年前のマスタリングは少しレベルが低いです。
MIC/LINE IN端子と違いオーバーロードにはなりませんが、
余裕を見てほんの少し下げても良いかもしれません。

ミキサーが0dBでも、波形が見えます。
XLR/TRS端子をRCAに変換したときは、
CDプレーヤーの出力を入力しても
オーバーロードになりません。

音源によってミキサーでレベル調整すると良いです。
変換プラグはXLR/RCAより、
フォン/RCAの方が価格が安いです。
XLR/TRS端子をRCAに変換すれば、
RCA端子のデッキとして使えます。
清瀬カーブで、1970年代の簡易型バイノーラルマイクで録音
2024年10月6日

清瀬カーブ。

1978年 National アンビエンスマイクロホン RP-3282E。

ZOOM へアリーウインドスクリーンWSU-1を被せる。

ミキサーで+20dBに設定。

モニター音量を80に設定。

上り電車通過。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
National アンビエンスマイクロホン RP-3282E1+ZOOM へアリーウインドスクリーンWSU-1

241006-161953_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。

1978年 Victor 簡易型バイノーラルマイクロホン BM-100。

音響特性を人間の耳の特性に近づけてある。

付属の風防。

ZOOMのへアリーウインドスクリーンWSU-1を被せる。

4kHz付近のピークを抑える、イコライザースイッチはOFF。

上り電車通過。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
イコライザースイッチはOFF。
Victor 簡易型バイノーラルマイクロホン BM-100+ZOOM へアリーウインドスクリーンWSU-1

241006-162916_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。

4kHz付近のピークを抑える、イコライザースイッチはON。

下り電車通過。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
イコライザースイッチはON。
Victor 簡易型バイノーラルマイクロホン BM-100+ZOOM へアリーウインドスクリーンWSU-1

241006-163105_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。

1977年 日立バイノーラルマイクロホン BIM-88。

ZOOMのへアリーウインドスクリーンWSU-1を被せる。

上り電車通過。

上り電車通過後に下り電車通過。
録音したファイルを、本体でノーマライズしました。
日立バイノーラルマイクロホン BIM-88+ZOOM へアリーウインドスクリーンWSU-1

241006-165216_NORM.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声を再生します。
レコードを録音
2024年10月12日

LPレコードを録音。
カートリッジはAT160と回転シェル。

プリメインアンプ DENON PMA-1500RU
ハイエンド機同等のフォノイコライザーアンプ搭載。

REC OUT SELECTORをフォノ。

サンプリングレートは、CD用に44.1kHzに設定。

マイク/LINE IN端子で接続。

たまにオーバーロードとなります。

TRSにRCA変換で接続。

ミキサーで-6dBほど下げて対応できました。

モニター用アンプに接続。

A面を通してレベル確認。

最初はヘッドホンボリュームは80.。

70に下げました。

録音開始。
未開封のLPで、カリンバ、ピアノ、
そしてKORGのドラム・マシンMINI-POPS JRの演奏です。
サウンドフォージでCDにします。
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