audio-technica AIR DYNAMIC HEADPHONES
ATH-AVA500
2021年5月30日作成 2021年6月6日更新

MOVEES & MUSIC at HOME
音を開放するハニカムオープン構造
2015年発売、2021年5月30日購入

バイノーラル音源再生での比較試聴レビュー
バイノーラル録音した音源を聴くのに、
オープンエアヘッドホンが欲しくなりました。
高解像度のハイエンド機種までは必要ありません。
ユニット口径の大きい、手頃なものを選びました。
今回は試聴していませんが、ネットでのレビューを
一応参考にしました。
オープンエアヘッドホンは持っていましたが、
壊れたり、イヤーパットがない状態です。
低音もバランスよいものが欲しかったので、
大口径ドライバーを採用したものを選びました。
制震アルミニウムリングと大口径ドライバーを採用
音場が広がる開放型フルスケールヘッドホン

@臨場感あふれる音を実現する専用設計の
 大口径Φ53mmCCAWボビン巻ドライバー搭載
A音抜けを向上して自然な音を奏でる
 ハニカムパンチングケース
B制震アルミニウムリングにより不要振動を抑制し、
 純度の高いサウンドを実現
C頭に装着するだけで最適なフィット感が得られる
 フリーアジャストヘッドサポートを採用
D通気性に優れたベルベット調の立体形状イヤパット
 により快適リスニング

パッケージには、このように書かれています。
テクニカルデータ
形式 : オープンエアダイナミック型
ドライバー : Φ53mmCCAWボビン巻ボイスコイル
出力音圧レベル : 96dB/mW
再生周波数帯域 : 15〜27,000Hz
最大入力 : 700mW
インピーダンス : 35Ω
質量(コード除く) : 約275g
コード長 : 片出し3.0m
プラグ : Φ6.3mm/Φ3.5mmミニ金メッキ
     ステレオ2ウェイプラグ
交換イヤパット(別売) : HP-AVA-500
パッケージを開けてからすぐ
音楽CDで少し試聴しました。
解像度が高くしっとりした音ではありませんが、
気になるほどキンキンした音はありません。
エージングすれば、もう少し変わるかもしれません。
バイノーラル録音の音源で試聴します。
最近録音したアンビソニック音源を、
バイノーラルに変換して試聴しました。
普段使用しているモニター用密閉型ヘッドホンと
バイノーラル音源で比較試聴しました。
左上 SONY MDR-V6
右上 SONY MDR-CD700
左下 SONY MDR-CD999
右下 SONY MDR-M1ST
それぞれ個性ある音です。
この中の密閉型ヘッドホンでは、
バイノーラル録音の音源を再生した場合、
MDR-V6が好みの音質と音場です。

ATH-AVA500は、やはり前方定位はしませんが
音場の広がりは悪くなく、
聴き疲れしにくい音に感じます。
イヤパットは少し熱くなると思いました。

エージングでどのように音が変化するか楽しみです。
1週間FM放送で、エージングをしました。
いつもの試聴用CDで確認してみます。
悪い方には変化していません。
少し柔らかくなって、しっとりしてきたかなという感じです。
繊細さもまあまあのような。
エージングによる大きな変化はありませんでした。
元から聴きやすかったので、特に不満はありません。
バイノーラル再生も、変わらずいい感じです。
音は人によって好みがありますので、
聴く音楽ジャンルや音源によっては、
評価は変わるかと思います。

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