TEAC MD Deck/CD Player MD-70CD
2020年11月29日作成

2015年発売、2020年11月29日購入
製品購入のレビューと新旧CDの収録音量の比較について

開封

2015年発売されて、2020年には生産完了となったようです。

生産完了してからの入手ですが、ぎりぎり間に合いました。

2020年11月29日購入ですが、2019年製です。
CDプレーヤーと一体型で、CDからのコピーは簡単にできます。

上が1994年発売のフルサイズ最初のSONY MDS-501。
下が2015年発売のフルサイズ最後のTEAC MD-70CD。
MDの試聴

録音済みのMDを再生してみます。
 

MD再生時のディスプレーには、再生しているMDの
LP2・LP4・MONOの録音モードは表示されます。

SPの標準で録音したものは、録音モードのSPは表示されません。
本体に時計機能はないです。
日時を記録するDATE機能はありません。
外部タイマーを使用してのタイマー録音も対応していません。
タイマー再生は対応しています。
CDかMDのメニュー画面のPLAYサブメニューで、
TIMER PLAY?の項目を使って設定します。
所有しているMDで、LP2とLP4に対応しているのは、
2005年購入のONKYOのFR-9GXDVです。
再生用の予備としてMD-70CDを購入しました。
CDの試聴

CD再生時もレベルメーターが表示されます。

2015年発売ののCDを再生してみます。

ジャズですが、このCDは音圧を上げて収録しています。
レベルメーターで確認できます。
初期のCDとの基準レベルの違いが確認できます。

CD再生出力信号のアナログとデジタルの出力で、
ボリューム調節が出来ますが強弱の少ない
頭打ちの音は変わりません。

1991年のCDを再生します。

音圧を上げていないので、強弱が自然です。

1983年発売のCDを再生。
ピークの音量の平均が-6dB位で表示されます。
収録時の基準レベルは-12dBぐらいに思います。
初めて購入したCDで、CDプレーヤーより先に購入しています。
初めて購入したCDプレーヤーは、
1984年発売のTRIO DP-1100です。
★CD再生時のレベルメーターの活用例★
時代とともにCDの収録音質も変化しています。
音楽ジャンルによっても違います。
MD-70CDはSACDは再生できませんが、
SACDなどでCDとハイブリットのものがあります。
CDとSACDの再生レヘルを比較すると、
基準レベルの違いがあると思います。
たとえばボーカルが入っているものなどは、
CDの場合は0dB近くまで大きな音になっていて、
伴奏の最大音量も0dBを超えられません。
SACDでは、ボーカルが-6dB付近でバックの
伴奏の強弱もあり瞬間的にボーカルより
大きくなるようになっています。
SACDの方が強弱が自然に収録されていますが、
CDと切り換えて聴くと音が小さくなるので、
そのままでは貧弱に聴こえてしまうかもしれません。
比較試聴するときにボーカルなどの基準を
同じ音量に聴こえるようにアンプの音量調整すると、
音の強弱や繊細さの違いが聴き分けられるかと思います。

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