SONY
パーソナルオーディオシステム
CFD-S401


2019年11月1日作成開始 2020年9月20日更新
 


 

SONY パーソナルオーディオシステム CFD-S401のレビュー。
使用して気になる点なども書き込みたいと思います。
時間があまり取れないので、更新は少しづつになります。

2019年10月30日購入 2019年11月1日開封

2017年6月10日発売。
新しいCDラジカセの発売ということで話題になりました。
発売してから家電量販店で音を聴きました。

取扱説明書もダウンロード出来て、
カタログには載っていない機能が分かりました。
カセットテープがブームになってきての発売でした。

付属品は取扱説明書と綿棒と電源コードです。
乾電池は付属していません。
保証書は取扱説明書の裏に印刷されています。

1年ほど前にCDピックアップの不具合で無料修理がありました。
シリアル番号は電池ボックスの中にシールが貼られています。
1年前ですのでシリアル番号は大丈夫です。
時計を合わせる

時計用電池の単4乾電池3本を入れます。

電源コードを接続していなくても時計が表示されました。

電源コードを接続してから、時計を合わせます。

時計は登録局選択ボタンと選局ボタンで設定します。
CDを聞く

ラジオとCDとカセットは操作ボタンが共通になっています。

いつもの試聴用CDで音質チェック。

CDを読み込みしているときは、READと表示されます。

CDぶたを開けると、OPENと表示。
音楽CDの場合、REDと表示された後、総曲数が表示され、
2秒後に総再生時間が表示されます。
再生中に表示/時計ボタンを押すと曲番号が表示されます。
残り時間は表示できません。
再生中に一度だけ停止ボタンを押すと停止したトラック(曲)を
記憶し、次に再生/一時停止ボタンを押すと停止したトラックの
頭から再生します。
リジューム機能のように止めた箇所からは再生しません。
ラジオを聞く

電源ボタンを押してからFM/AMボタンを押します。
FM/AMボタンをくり返し押すことで、
FMとAMを選択します。

選局ボタンはFMは0.1MHzステップ、AMは9kHzステップで
受信し、長押しで自動選局になります。
登録局選択はFMは30局、AMは10局まで登録できます。

お気に入りラジオ局ボタンは、FMとAM混在で3局登録できます。
電源が切れている状態で、お気に入りラジオ局ボタンを押すと
電源が入り登録しているラジオ局が受信できます。

FMステレオ放送のステレオ受信で雑音が気になる時は
再生/FMモードボタンを押してモノラル受信に切り換えられます。
モノラル受信ではノイズが減ります。

再生/FMモードボタンを押してステレオ受信に切り換えられると、
STと表示されます。

自動的にFM放送の受信周波数に切り換わります。
ステレオ表示が出ています。

再生/FMモードボタンを押してモノラル受信に切り換えられると、
MONOと表示されます。

自動的にFM放送の受信周波数に切り換わります。
ステレオ表示が消えます。
FMのプリセット選局は30局登録できます。
初期設定は76MHzだったと思います。
放送局を自動で登録する自動登録ができます。
プリセット番号を選んで放送局を記憶させる手動登録をしました。
登録しない番号は76MHzのままで、局間ノイズが出ます。
プリセット番号1〜10まで登録しましたので、11〜20、21〜30
までプリセット番号1〜10までと同じ設定を登録しました。
AMのプリセット選局は10局登録できます。
初期設定は531kzだったと思います。
放送局を自動で登録する自動登録ができます。
プリセット番号を選んで放送局を記憶させる手動登録をしました。
登録しない番号は531kHzのままで、局間ノイズが出ます。
プリセット番号1〜7まで登録しましたので、8〜10までは
プリセット番号1、4,、5と同じ設定を登録しました。
テープを聞く 

整備したSONY TC-K55で録音したマクセルUDのテープを再生。
音揺れもなく、高音域も伸びた綺麗な音です。
低音も程良いバランスで、テープヒスノイズも気になりません。

再生/録音ヘッドは両側にテープガイドがついています。
アジマス調整ネジは無いように見えます。
アジマス調整はしない構造かもしれません。

消去ヘッドはマグネット消去方式より消去ノイズの少ない
AC消去ヘッドを使用しています。

ピンチローラーは、全盛期のピンチローラーより
直径が小さくなっています。
テープスピードとアジマスの測定

画像をクリックすると動画を再生します。

GX-Z9100で録音した3kHzのテープスピード調整用テストテープ
を再生しました。
わずかに遅いですが、大きな回転ムラはないようです。 

画像をクリックすると動画を再生します。

A・BEX TEST TAPE TCC-153 Azimuth 10kHzの
テープを再生しました。
位相は180度のようですが、レベル変動は少ないです。
テープの自己録音再生音

著作権フリー音源のCDを使用します。

1曲のプログラム再生にして、マクセルURテープで録音します。

リーダーテープを送ったテープをセットします。
リーダーテープが短い場合はそのままセットしても大丈夫です。

録音ボタンを押すとCDがスタートします。
CDの再生が終わるとテープもストップします。

ヘッドとピンチローラーをクリーニングしてから、
テープ3本に録音してテストをしました。
他機録音のテープ再生も比較します。
 
CDの再生音。
191123_2042.wav へのリンク
マクセルURでの自己録音再生音 1本目。
191123_2105.wav へのリンク
マクセルURでの自己録音再生音 2本目。
191123_2204.wav へのリンク
マクセルURでの自己録音再生音 3本目。
スピーカ再生音の振動が伝わらないように
音量を0に絞って録音してみました。

191123_2215.wav へのリンク
カセットデンスケのTC-D5で録音したマクセルURの再生音。
191123_2315.wav へのリンク
下線付き文字をクリックすると音声が再生できます。

マクセルUR 20分テープの未録音テープを使用。
他機録音のテープの再生は、音揺れはほとんど感じられません。
自己録音再生では、録音時の音揺れが再生時の音揺れに加わる
のか、または何か変調が加わっているのかもしれません。
再生音は良いので、録音に関しては残念です。
新旧ラジカセとカセットデッキとのカセットテープの録音再生比較テスト
2019年12月1日
SONY CFD-S401
マクセルURで録音したテープの再生音を
ヘッドホン端子から再生し、PCM-D10で録音。
海外製のカセットメカを使用しています。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。

191201_1909CFD-S401_TAPE.wav へのリンク
SONY CFD-A100TV (2003年)
マクセルURで録音したテープ再生音を
ヘッドホン端子から再生し、PCM-D10で録音。
タナシンの国産カセットメカを使用しています。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。
191201_1804_CFD-A100TV_TAPE.wav へのリンク

2003年に購入しました。
久しぶりにカセットを使用したところ、
早送りと巻き戻しが出来なくなっていました。
CDとカセットはほとんど使用したことがありませんが、
ラジオは毎日使用しています。

SONY CDP-337ESD (1987年)
LINE OUTの音声をPCM-D10で録音。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。
191201_1947_CDP-337ESD.wav へのリンク

AIWA CS-80、Victor RC-838、SONY TC-K55に接続します。
AIWA CS-80 (1979年)
マクセルURで録音したテープの再生音を
LINE OUT端子から再生し、PCM-D10で録音。
ゴムベルトが伸びているため若干の回転ムラがあります。

下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。
191201_1659_CS-80_TAPE_ALC.wav へのリンク
Victor RC-838 (1978年)
2020年4月12日の録音再生テスト
マクセルURで録音したテープの再生音を
LINE OUT端子から再生し、PCM-D10で録音。
カセットメカを再整備して、録音再生しました。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。

200412_1651_RC-838_TAPE_ALC_2.wav へのリンク
SONY TC-K55 (1979年)
マクセルURで録音したテープの再生音を
LINE OUT端子から再生し、PCM-D10で録音。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。

191201_1931_TC-K55_TAPE.wav へのリンク
再生/録音および消去ヘッドの清掃のしかた

ヘッドを清掃するにはカセットぶたを開けてから、
テープボタンと再生/FMモードボタンを同時に長押しします。

通常はカセットぶたを開けているとヘッドは上がりませんが、
ヘッドクリーニングモードではヘッドブロックが上がります。

取扱説明書には綿棒を使ってヘッドクリーニングの方法が
説明されています。
ヘッドクリーニングモード時は、
表示窓にCLEANと表示されます。
ピンチローラーは、キャプスタンに接触して回転しています。

取扱説明書にはヘッドクリーニング液の説明はありますが、
ピンチローラーのクリーニングの説明がありません。
安定したテープ走行をするには、ピンチローラーも
ピンチローラークリーニング液で清掃が必要です。
キャプスタンは、ピンチローラーが離れた状態で拭きます。 

ピンチローラークリーニング液を付けた綿棒でキャプスタンに
触れないようにして、ピンチローラーを拭きます。 

ヘッドクリーニング液を付けた綿棒で、再生/録音ヘッドと両側の
テープガイドもそっと拭きます。

ヘッドクリーニング液を付けた綿棒で、
消去ヘッドとテープガイドもそっと拭きます。

停止ボタンを押した後に、音声入力、CD、FM/AMボタンの
どれかを押します。切り換えたら次にテープボタンを押します。

テープボタンを押すと、数秒キャプスタンが回ります。
キャプスタンが回っている間に拭きます。
2分以上停止ボタンを押さなかった場合には、
自動的にヘッドクリーニングモードは解除されます。
ヘッドとキャプスタンとピンチローラーは、
専用のクリーニング液で、あまり汚れないうちに
定期的にクリーニングをするとよいです。
購入するにあたって検討した機種との比較

中古で3台購入したNationalのRQ-559です。
時計がついておりタイマー録音再生とスリープ機能があります。
経年劣化により3台ともタイマー部に不具合が出て、
電源オフ時や目覚ましが動作不良になりました。

経年劣化で不具合が出てきたRQ-559の代わりに購入した、
PanasonicのRX-D70BTです。
何度か枕もとで使用してみましたが、
どうしても気になることがありRQ-559を使用していました。
基準レベル信号の録音実験
2020年9月20日

自作のテスト信号用CDを使用します。
1. 315Hz/0dB/10秒、11.315Hz/-10dB/10秒、
21. 315Hz/-20dB/10秒、31. 315Hz/-30dB/10秒、
41. 315Hz/-40dB/10秒
を使用します。

画像をクリックすると動画を再生します。
 
CFD-S401にCDをプログラム再生にして、
マクセルURのカセットテープに録音します。
録音したテープを整備したSONY TC-K5で再生します。
もう一度巻戻して、アジマスを測定します。
CFD-S401の録音レベルは、
自動録音レベル調整です。
入力レベルが高い場合は大きく振れから下がってきます。
入力レベルが低い場合は、少しづつ上がってから安定します。
基準レベルテープとして録音レベルの設定は、
何度も入力レベル調整をして確認する作業が必要です。
アジマス調整用信号の録音実験
2020年9月20日

画像をクリックすると動画を再生します。 
50. 6.3kHz/-10dB/6分 アジマス調整用
51. 8kHz/-10dB/6分 アジマス調整用
52. 10kHz/-10dB/6分 アジマス調整用

を使用します。
CFD-S401にCDを10秒ぐらい再生にして、
マクセルURのカセットテープに録音します。
録音したテープを整備したSONY TC-K5で再生し
アジマスを測定します。
A・BEX TEST TAPE TCC-153 Azimuth 10kHzの
テープを再生した時と同じ位相で180度になります。

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