ORION SCR-B7
Biuetooth機能搭載ステレオラジオカセット
2022年12月20日作成開始、2023年1月25日更新
ドウシシャは、ORIONブランドのBluetooth機能搭載ステレオラジオカセット「SCR-B7」を
1月26日(木)から同社ECサイト「ドウシシャマルシェ」にて一般販売を開始する。
価格は21,780円(税込)。

クラウドファンディングで2022年10月17日購入、2022年12月20日到着
時間はかかりますが、レビューします。

開封
2022年12月12日

箱のデザインも凝っています。

開封。

取扱説明書・保証書と電源コード。

電源を入れてラジオ受信。

LEDのINPUT LEVEL METER。

VUメーターはアンプの出力で振れます。

右側のVUメーターの右側にモノラル内蔵マイク。

2ウェイスピーカー。

つまみは金色のメッキ。

ボタンは金色のメッキ。

つまみは金色のメッキ。

フルオートストップのカセットメカ。

左側に、ステレオミニのヘッドホンとAUX端子。

Bluetooth/USBメモリー/micro SDカード操作部。
周波数表示とダイヤル指針
2022年12月21日
ラジカセの置く場所を変えてラジオを受信します。
FMロッドアンテナを伸ばします。
受信周波数とダイヤル指針の位置を確認します。

AM 594kHz。

AM 693kHz。

AM 810kHz。

AM 954kHz。

AM 1134kHz。

AM 1242kHz。

AM 1422kHz。
AM放送は、内蔵アンテナです。
本体の向きを変えることで受信状態が変わります。
ノイズの影響が少なければ、微弱電波も受信できるようで
夜は遠距離の放送局が受信できます。

FM 78.0MHz。

J:COMのFM再送信を受信しているのか。

J:COMのFM再送信を受信しているのか。

FM 79.5MHz。

FM 80.0MHz。

FM 81.3MHz。

FM 82.5MHz。

FM 84.7MHz。

FM 89.7MHz。

FM 90.5MHz。

FM 91.6MHz。

FM 92.4MHz。

FM 93.0MHz。
FMも感度が良く、放送局のない周波数で
受信できるところもあります。
J:COMの再送信らしい電波も
受信しているかもしれません。
ステレオモードも弱い電波でも
サーというノイズが少ないです。
ノイズが増える弱い電波では
モノラル受信になります。
チューニングつまみの大きさもよく、
滑り止めののギザギザの切込みもあり、
回した感じの粘りもよいです。
AUX IN 外部入力を試す
2022年12月23日
CDプレーヤーをAUX IN端子に
ステレオミニプラグで接続します。
取扱説明書には、AUX端子の基準入力レベルは
記載されていません。
据え置き型のCDプレーヤーを接続します。
可変出力端子のあるCDプレーヤーが良いです。
固定出力しかない場合は、過大入力となって
音が歪むことがあります。
CD出現以前のオーディオ機器の入力レベルに
合わせるように LINE OUT の出力を絞ります。
2016年発売のCDを再生しています。
この時代はマスタリングで強弱がない
音にして音圧を上げています。
ボーカル物は、ボーカルがほぼ最大音量で
バック演奏の強弱は頭打ちに圧縮された
音になっていますので、レベルメーターは
ほぼ赤色が点灯した状態になります。
取扱説明書には、
「外部再生機器に出力レベルを調整する機能がある場合は、
LED入力レベルメーターを確認し、端の赤色が時々点灯する
程度に調整してください。」
と記載されています。

CDは制作された年代とジャンルで、
マスタリングでの音圧の圧縮レベルは違います。
特に80年代は基準レベルが違うようで
平均して最近作成したCDより小さく聴こえます。
可変出力のない再生機器は、
-10dB音量を下げるアダプターを
使用するとよいです。
入力端子がステレオミニプラグにの場合は
ピン端子からステレオミニプラグへの
変換ケーブルや変換プラグを使用します。
可変ボリュームで自作も可能かと思います。
Bluetooth機器を聴く
2022年12月24日
Bluetooth機器との初めての接続
USBメモリーとmicro SDカードは取り外します。
ペアリングしたいBluetooth機器の
電源を入れる。
ノートパソコンを接続してみます。
「デバイスを追加する」で、
オーディオ機器の接続にします。
MODEスイッチを「BT/USB/m.SD」の
位置にします。
側面の青色LEDの動作インジケーターが
青色点滅します。
SCR-B7と表示されました。
「デバイスの準備が整いました」と表示されたら
完了をクリックすれば接続されます。
接続が成功すると、信号音が鳴ります。
動作インジケーターが、青色点灯に変わります。
パソコンの音声ファイルを再生。
再生されました。
INPUT LEVEL METERのレベルを調べる
2022年12月30日

オーディオテスターを接続します。
仕様には基準レベルが書いてありません。
INPUT LEVEL METERを基準にしてみます。
表示レベルを測定します。

1kHzの信号をアッテネーターを
入れない状態で出力します。

左右4つずつあるLEDの外側にある赤色LEDが
点灯するレベルに合わせます。

アッテネーターを-4dBにします。

4番目の赤色LEDが消えています。

アッテネーターを-5dBにします。

3番目の緑色LEDが消えます。

アッテネーターを-9dBにします。

3番目の緑色LEDは点灯しています。

アッテネーターを-10dBにします。

2番目の緑色LEDが消えます。

-10dBのアッテネーターのスイッチを入れます。
10dBと1dB単位のアッテネーターを
使用して調べます。
リニア表示の5dBステップで
点灯しているようです。

-10dBと-4dBのアッテネーターを入れます。

1番目の緑色LEDは点灯しています。

-10dBと-5dBのアッテネーターを入れます。

1番目の緑色LEDが消えます。
テープスピードの測定
2022年12月30日

録音再生ヘッドとキャプスタンを消磁してから
走行系をクリーニングします。
次にミラーカセットでテープ走行のチェックをします。

周波数カウンターでテープスピードを測定します。
A&D GX-Z9100で作成した、3,000Hz -10dBの
テストテープを再生します。

ヘッドホン端子の出力を使用します。

変換して周波数カウンターに接続します。

3,000Hzのテストテープを再生します。
 

-10dBのテストテープ再生で、4番目の
赤色LEDが点灯しています。

3,024Hz。

ほとんど3,025Hzでした。
カセットテープの再生と録音
2022年12月30日
著作権フリー音源CDを使用します。
まずは、A&D GX-Z9100で録音したテープを、GX-Z9100で再生しPCMレコーダーにコピーします。
SCR-B7で、GX-Z9100で録音したテープを再生してPCMレコーダーにコピーします。
次にSCR-B7のAUX入力にCDの音楽を録音します。
再生音をPCMレコーダーにコピーします。
AUXへの入力レベルを変えて録音比較します。

マクセルURにCD再生音を、A&D GX-Z9100で録音。

録音したテープの再生音をPCMレコーダーにコピー。
A&D GX-Z9100のテープ再生音。
221229_002.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると、音声を再生します。

トーンコントロールはセンター。

BASS BOOSTはオフ。

ヘッドホン端子から出力。

ボリュームで再生レベル調整。

PCMレコーダーで録音レベル確認。

SCR-B7のテープ再生音をPCMレコーダーにコピー。
A&D GX-Z9100で録音したテープをSCR-B7で再生。
221229_003.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると、音声を再生します。

AUXへのCDを接続します。

4番目の赤色LEDが、時々点灯するように調整。

少しだけ4番目の赤色LEDが点灯。

カセットテープに録音。

録音したテープを再生。

ボリュームで再生レベルを再調整。
自己録音再生1回目
入力レベルより再生レベルが高いのは、基準となっている録音テープの違いによるものか、
カセットテープへの録音レベルが高めに調整されているのかもしれません。

221229_004.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると、音声を再生します。

入力レベルをもう少し下げます。
3番目の緑色LEDは点滅した状態。

4番目の赤色LEDは、
ほとんど点灯しないように調整。
自己録音再生2回目
入力レベルより再生レベルが高いです。
3番目の緑色LEDが点滅する入力レベルでも、カセットテープへの録音レベルは高いようです。

221229_005.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると、音声を再生します。

4番目の赤色LEDが点灯しないように再調整。

CDのLINE OUTレベルを、さらに下げます。

録音したテープを再生すると、
4番目の赤色LEDが点滅します。

テープ再生音をPCMレコーダーにコピーします。
テープの再生音は、まだ少し歪みがあります。
自己録音再生3回目
221230_002.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると、音声を再生します。
FM放送の録音テスト
2022年12月30日
 
CDの再生音をFMステレオトランスミッターで送信します。
 

CDの入力レベルを赤色LEDが
たまに点滅するように調整

録音したテープを再生。

テープ再生音をPCMレコーダーにコピーします。
FMステレオトランスミッターの録音
221230_001.WAV へのリンク
下線付き文字をクリックすると、音声を再生します。

民放FMを録音

4番目の赤色LEDがほぼ点滅。

NHKを録音

民放FMより4番目の赤色LEDの点滅は少ない。

録音したテープを再生。
民放FM放送局は音が音圧を上げた変調なので
録音した音は少し歪は少ないようです。
録音の最初は自動録音レベル調整の
ゲインが上がっているため歪みます。
すぐに音量は調整されますが、
カセットテープへの録音は歪はあります。
新旧ラジカセとカセットデッキとのテープ自己録音再生比較
2022年12月30日
SONY CFD-S401
マクセルURで録音したテープの再生音を
ヘッドホン端子から再生し、PCM-D10で録音。
海外製のカセットメカを使用しています。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。

191201_1909CFD-S401_TAPE.wav へのリンク
SONY CFD-A100TV (2003年)
マクセルURで録音したテープ再生音を
ヘッドホン端子から再生し、PCM-D10で録音。
タナシンの国産カセットメカを使用しています。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。
191201_1804_CFD-A100TV_TAPE.wav へのリンク

2003年に購入しました。
久しぶりにカセットを使用したところ、
早送りと巻き戻しが出来なくなっていました。
CDとカセットはほとんど使用したことがありませんが、
ラジオは毎日使用しています。

SONY CDP-337ESD (1987年)
LINE OUTの音声をPCM-D10で録音。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。
191201_1947_CDP-337ESD.wav へのリンク

AIWA CS-80、Victor RC-838、SONY TC-K55に接続します。
AIWA CS-80 (1979年)
マクセルURで録音したテープの再生音を
LINE OUT端子から再生し、PCM-D10で録音。
ゴムベルトが伸びているため若干の回転ムラがあります。

下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。
191201_1659_CS-80_TAPE_ALC.wav へのリンク
Victor RC-838 (1978年)
2020年4月12日の録音再生テスト
マクセルURで録音したテープの再生音を
LINE OUT端子から再生し、PCM-D10で録音。
カセットメカを再整備して、録音再生しました。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。

200412_1651_RC-838_TAPE_ALC_2.wav へのリンク
SONY TC-K55 (1979年)
マクセルURで録音したテープの再生音を
LINE OUT端子から再生し、PCM-D10で録音。
下線付き文字ををクリックすると録音した音を再生します。

191201_1931_TC-K55_TAPE.wav へのリンク
USBメモリーの録音と再生
2023年1月8日

小型のUSBメモリーとmicro SDカードを用意。

USBメモリーを使用します。

差し込んでも邪魔にならない大きさです。

MODEスイッチをTAPE/OFF。

使用するメモリーを差し込みます。

USBメモリーを差し込みました。

GX-Z9100で録音したテープを入れます。

テープを再生します。

タイミングを見てPLAY/RECボタンを長押し。
録音開始します。

録音開始されると、
動作インジケーターのLEDが赤色に点滅。

録音を停止させるには、
もう一度PLAY/RECボタンを押します。

USBメモリーを再生するには
MODEスイッチをBT/USB/m.SDの位置に。

動作インジケーターLEDが青色に点滅。
青色は、Bluetoothになっています。

MODE/FOLボタンを押すとUSBメモリーに
LEDが赤色になり自動再生します。

停止はPLAY/RECボタンを押します。
停止すると紫色に光ります。
USBメモリーとmicro SDカードを両方
差し込むことはできますが、
どちらも赤色LEDなので区別がつきません。
片方だけ差し込んでいたほうが
操作しやすくなります。
MODE/FOLボタンを押すたびに、
Bluetooth⇒USBメモリー⇒micro SDカード
の順番に繰り返して切り替わります。
USBメモリーをパソコンに接続して、
フォルダとファイルを確認しました。
USBメモリーは、USB DISK
フォルダは、J_REC
ファイルは、FILE001

カセットテープからUSBメモリーへ録音
FILE0001.MP3 へのリンク
下線付き文字をクリックすると、音声を再生します。
コーデック MP3
ビットレート 128kbps
サンプリングレート 48kHz

オーディオ実験研究室のトップページへ  ナマロク・生録のトップページへ

オーディオミニ博物館のトップページへ  ラジオ・ラジカセミニ博物館のトップページへ