2020年発売のMaxell URの録音再生音
2020年6月6日作成

新旧のパッケージ

左側が新製品のUR、右側が旧製品のUR。
パッケージデザインが大幅に変わりました。
時間とパックの本数も変わりました。

30分と46分がなくなりました。
末尾のアルファベットが、MからNになりました。
原産国はインドネシアです。

ハーフは同じようですが、ハーフの印刷が変わりました。
ハーフのテープポジションの文字がなくなりました。

インデックスカードは一色です。
ラベルは3枚になりましたが無地です。

インデックスカードの裏も表と同じです。
ラベルの裏は、旧製品のURと同じです。

上が新製品のUR、下が旧製品のUR。
リーダーテープは、矢印とAとBの表示が緑色になりました。

上が新製品のUR、下が旧製品のUR。
磁性体の部分は、旧URより茶色になりました。
磁性体部分はテープの個体差があります。
A面とB面でも違います。
磁性体表面も旧製品のURの方が光沢があるようです。
磁性体表面は個体差かもしれませんが、
何度か走行させてから使用すると
ヘッドタッチが変わるかもしれません。
テスト用音源の作成
音源は、315Hz/0dB/10秒+著作権フリーCD+315Hz/0dB/10秒。
2曲で2分ほどの曲をピーク-4dBにノーマライズします。
サウンドフォージで製作し、TASCAM DR-100にコピーしました。

下線付き文字をクリックすると再生します。

製作したテスト用音源
MIX_TEST_SOUND_PEAK-4dB_315Hz0dB.wav へのリンク
カセットデッキで録音したテープの再生音を、
PCM-D100で録音します。
録音した音源をサウンドフォージで編集します。
頭に入れてある315Hz/0dBの信号をカットします。
後ろの315Hz/0dBは残して余白をカットします。
名前を付けて保存します。
SONY TC-K55での録音再生
音源のTASCAM DR-100をカセットデッキに接続。
カセットデッキの再生出力をPCM-D100に入力。
録音するデッキの基準を設定します。
315Hz/0dBの基準レベルのテープを再生します。
カセットデッキの再生信号は、PCM-D100で0dBに合わせます。
リニアPCM 44.1kHz/24bitで録音設定。
カセットデッキを録音待機状態にして、
TASCAM DR-100を再生します。
315Hz/0dBの信号が、PCM-D100で0dBになるように
カセットデッキの録音ボリュームを調整。
DOLBY NRスイッチはOFF。
TC-K55のBIASスイッチはLOW。
EQスイッチはNORM。
カセットデッキで録音したテープの再生音を、
PCM-D100で録音します。

下線付き文字をクリックすると再生します。

旧製品 Maxell UR-20M
200605_002_TC_K55_UR20M.wav へのリンク
新製品 Maxell UR-60N
200605_004_TC_K55_UR60N.wav へのリンク
SONY TC-K5での録音再生
音源のTASCAM DR-100をカセットデッキに接続。
カセットデッキの再生出力をPCM-D100に入力。
録音するデッキの基準を設定。
315Hz/0dBの基準レベルのテープを再生。
PCM-D100の録音レベルを0dBに合わせます。
TC-K5は整備時にバイアス調整を旧製品のUR
基準に調整しています。
URの録音のBIASはNORMの位置で調整しています。
通常、URのBEASはLOWに設定すると思います。
DOLBY NRスイッチはOFF。
TC-K5のBIASスイッチはNORM。
EQスイッチはNORM。
カセットデッキで録音したテープの再生音を、
PCM-D100で録音します。

下線付き文字をクリックすると再生します。

旧製品 Maxell UR-20M
200605_005_TC_K5_UR20M.wav へのリンク
新製品 Maxell UR-60N
200605_006_TC_K5_UR60N.wav へのリンク
SONY TC-K555ESRでの録音再生
キャリブレーションをします。
旧製品のURのBIASはセンター。
REC LEVELは2時半ぐらいの位置。
旧製品のURのキャリブレーションの位置では、
メーターの振れが写真のようになりました。
BIASを浅くして、REC LEVELを下げます。

下線付き文字をクリックすると再生します。

旧製品 Maxell UR-20M
200605_008_TC_K555ESR_UR20M.wav へのリンク
キャリブレーションをします。
新製品のURのBIASは9時半くらいの位置。
REC LEVELは1時くらいの位置。

下線付き文字をクリックすると再生します。

新製品 Maxell UR-60N
200605_009_TC_K555ESR_UR60N.wav へのリンク
Victor TD-V711での録音再生
TD-V711のキャリブレーション機能はBIAS調整のみです。
キャリブレーション用のトーン信号は内蔵していません。
BIAS調整ツマミはセンターにします。
録音の感度調整はありません

下線付き文字をクリックすると再生します。

旧製品 Maxell UR-20M
200605_010_TD_V711_UR20M.wav へのリンク
新製品 Maxell UR-60N
200605_011_TD_V711_UR60N.wav へのリンク
A&D GX-Z9100での録音再生
315Hz315Hz/0dBの基準レベルテープを再生。
キャリブレーションをします。
旧製品のURのBIASは左に回し切り。
REC LEVELはセンターの位置。
旧製品のURに録音。

下線付き文字をクリックすると再生します。

旧製品 Maxell UR-20M
200606_001_GX_Z9100_UR20M.wav へのリンク
キャリブレーションをします。
新製品のURのBIASは左に回し切り。
REC LEVELはセンターの位置。
バイアスが調整範囲外のため
REC LEVELは旧製品のURと同じ位置です。
新製品のURの個体差があるか調べます。
2本目のキャリブレーションをします。
新製品のURのBIASは左に回し切り。
REC LEVELはセンターの位置。
大きな個体差はないようです。
録音同時再生モニターでは、315Hz/0dBのモニターレベルが
高くなりました。
315Hz/0dB録音の同時再生モニターで、
再生レベルが0dBになるように録音レベルを下げます。

下線付き文字をクリックすると再生します。

新製品 Maxell UR-60N
200606_003_GX_Z9100_UR60N.wav へのリンク

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