各種マイクのウインドスクリーン・ウインドジャマーの構造 |
AIWA バックカットマイクロホン CM-BC1
カメラ一体型8ミリビデオCV-80同等機種用 |
マイク本体は金属メッシュ、
付属のウインドスクリーンはウレタンスポンジ |
ウインドスクリーンのウレタンスポンジの外側に、
短い毛のような繊維を付着してある |
オーディオテクニカ ガンマイク AT815
1985年4月7日と4月8日購入 |
マイク本体は金属メッシュ、
付属のウインドスクリーンのウレタンスポンジは加水分解 |
SONY ボーカルマイク F-410T
ダイナミックマイクロホン |
マイク本体は金属メッシュ |
金属メッシュの中はウレタンスポンジ |
AZDEN ズームマイク ECM660
|
マイク本体は金属メッシュ、
付属のウインドスクリーンはウレタンスポンジ |
TRIO ボーカル用エコー付きマイク MC-1E
エレクトレットコンデンサーマイクとスプリング式エコー |
マイク本体は金属メッシュ
|
メツシュの中にはパンチングメタルとの二重構造
|
AZDEN ボーカル・楽器集音用マイク DX-500U
ダイナミックマイクロホン |
ウインドスクリーンは2重のメッシュ |
金属メッシュの中はウレタンスポンジ |
民生機初の純粋コンデンサーマイク C-450
1984年10月24日購入 |
マイク本体は金属メッシュ
|
二重のメッシュ構造
|
Clarion EMA-025 エレクトレットコンデンサーマイクロホン
プリモ EMU-4535Mk2のOEM |
ウインドスクリーンは二重のメッシュ |
中にスポンジはありません |
ソニー初のMSステレオマイクロホンECM-989
1983年10月30日購入 |
マイク本体は二重の金属メッシュ、
付属のウインドスクリーンはウレタンスポンジ |
付属のウインドスクリーンはウレタンスポンジ
|
オーディオテクニカ バウンダリーマイク AT871
1991年5月18日購入 |
丈夫なサイズの違う二重のパンチングメタルカバー |
中にはフエルト状のスクリーン |
1989年11月にAIWA ワンポイントステレオマイク CM-S1
1989年11月購入 |
マイク本体は金属メッシュ、
付属のウインドスクリーンはウレタンスポンジ |
金属メッシュの中は、横はフエルトで正面はウレタンスポンジ
|
三研マイクロホン ショットガン・ステレオマイク CSS-5
1994年購入 |
マイク本体は金属メッシュ
|
CSS-5のアクセサリー
WSJ-7 籠型ウインドスクリーン
GS-5 サスペンション付ハンドグリップ |
籠の内部 |
籠の網目の間は短い毛のような繊維 |
籠の中に細かい網目のスクリーン
|
CSS-5のアクセサリー
WSJ-5 ウレタンジャマー(ソフタイ型) |
ソフタイの中のスポンジは加水分解で粉々
|
三研マイクロホンの3メートルケーブルのマイクユニットCOS-11PT
1992年購入 |
マイク本体は金属メッシュ、
ウインドスクリーンは二重の金属メッシュ |
B&K 4006 1990年代購入
付属のウインドスクリーンは加水分解 |
スタンダードクリッドはフラットな軸上特性
ブラックグリッドは高周波特性をブースト |
オーディオテクニカ X-Yステレオマイクロホン BP4025
2013年3月27日購入 |
マイク本体は二重の金属メッシュ、
付属のウインドスクリーンはウレタンスポンジ
|
オーディオテクニカ X-Yステレオマイクロホン AT822
1996年7月7日購入
付属のウインドスクリーンは加水分解で粉々 |
マイク本体は二重の金属メッシュ
中のマイクカプセルはスポンジで固定 |
オーディオテクニカ X-Yステレオマイクロホン AT9943
2013年3月28日購入 |
マイク本体は金属メッシュ |
付属のウインドマフ、袋状で口はゴムを使用 |
裏側は、ファー生地の裏が、そのままのように見えます。 |
SONY 業務用カメラ HXR-NX5Jに付属のガンマイク ECM-XM1 |
ウインドスクリーンはウレタンスポンジ、マイク本体は金属メッシュ |
正面のメッシュの中には、スポンジのようなものがあるようです。 |
アマゾンで ECM-XM1用に購入 |
袋から出すと、毛が広がります。 |
ファー生地の裏は、特に加工されていません。
|
ファー生地で自作を考えていたものと構造が同じでした。
スポンジのウィンドスクリーンに被せるには少しきついですが、
取り付けることは出来ました。 |
ウインドスクリーン・ウインドジャマーの自作に必要な材料 |
昭和51年のNHK教育テレビで
放送していたオーディオ入門 |
音録り・音づくり入門
昭和52年2月発行 |
ウインドスクリーンについては、生録の入門書などで詳しく解説されています。
よく生録で話題に出るのは、ストッキングやハンカチをかぶせるなどありました。
テレビ放送のオーディオ入門での記憶に残っているものがあり、
自作のウインドスクリーンをパンチングメタルで製作したというのを覚えています。
空間を開けて重ねたほうがよいとか、車での録音でも吹かれないなどと記憶しています。 |
|
身近にある材料で探してみます。
●スポンジ状のもの。
●布状のもの。
●金網や網状(メッシュ)のもの。
●パンチングメタルのもの。
●ファー生地のもの。 |
DIYショップや100円ショップなどで見つけられます。
キッチン用品や風呂など水回り。
網状だと滑り止めシートなど。
無印良品のステンレス箸立ては、ステンレスのパンチングメタル製で
そのまま使えそうです。
色々なものをよく観察して探すと、意外に使えそうなものが見つかります。 |
よくある、5ミリ厚のスポンジシートです。 |
10ミリ厚の目の粗いフィルタースポンジです。 |
10ミリ厚の目の細かいフィルタースポンジです。 |
ウインドスクリーン、フィルタースポンジ、普通のスポンジの比較 |
毛のあまり長くないファー生地 |
ファー生地の裏は、薄くて柔らかいものを選びます。 |
テスト用に用意した、パンチングメタルを使用したスピーカーネット
DIYショップなどで、パンチングメタルや金網の板が購入できます。 |
音を通すと布と言ったら、スピーカーネットがあります。
自作スピーカーのショップで購入できます。 |
スピーカーネットでサランネットとも呼びます。
布の織り方はいろいろあります。 |
写真は横にしていますが、こんな感じですけます。
|
他にもいろいろ見つかるので、実際に効果を実験をしてみるとよいです。
|
ウインドスクリーン・ウインドジャマーの効果 |
音源としてリズムマシン内蔵のラジカセを使用します。 |
ラジカセの手前に扇風機を置きます。
扇風機の前にマイクをセットして、
強風での吹かれ具合を、色々な素材で実験してみます。
素材による吹かれ具合の変化と、
高音域の低下を確認できます。
動画用再生用の静止画をクリックすると、
WMV9 500kbps SD 640×480の動画で再生できます。
音声は、ヘッドホンか低音再生能力の高いスピーカで再生してください。 |
SONY 業務用カメラ HXR-NX5Jに付属のガンマイク ECM-XM1
|
オーディオテクニカ X-Yステレオマイクロホン BP4025
大口径のマイクカプセルを使用しています。 |
この静止画をクリックすると動画を再生します。
WMV9 500kbps SD 640×480 |
この静止画をクリックすると動画を再生します。
WMV9 500kbps SD 640×480 |
バイノーラルヘッドホン・マイクのウインドスクリーンを製作
(2014年1月3日のバイノーラルマイクのテスト録音のために自作) |
Victor バイノーラルヘッドホン・マイク
HM-200とHM-100用ウインドスクリーン製作 |
材料は手元にあったスポンジを使用しました。
気泡の密度も同じぐらいです。 |
綺麗にカットはできませんが、
ハサミやカッターで切ります。 |
Victor バイノーラルヘッドホン・マイク
HM-200 |
Victor バイノーラルヘッドホン・マイク
HM-200付属のウインドスクリーンを装着 |
Victor バイノーラルヘッドホン・マイク
HM-200に自作ウインドスクリーンを装着 |
Victor バイノーラル・ヘッドホン・マイク
HM-100 |
Victor バイノーラル・ヘッドホン・マイクに、
HM-200付属のウインドスクリーンを装着 |
Victor バイノーラル・ヘッドホン・マイク
HM-100に自作ウインドスクリーンを装着 |
|
自作の実験用材料
(2016年4月29日) |
「ウインドスクリーン・ウインドジャマーの効果」で風音低減効果があり
音質劣化の少なかったのは、スピーカーに使用するサランネットでした。
自作の実験用に、生地の厚みや織り方の違う3種類用意しました。
ファー生地は風音低減効果が優れていますが、高音域の減退が
大きかったためサランネットを加工して実験してみます。 |
スポンジをカットするためにスチロールカッターと同じ方法を試してみます。
0.32mmと0.6mmの太さのニクロム線を用意しました。
穴あけや切るための加工用治具の製作をします。
|
スポンジのカット実験
(2016年4月29日開始) |
ドリルのように回転するカッターはスポンジを巻き込み、
大変危険ですので使用できません。
|
アートナイフとデザインナイフは大きさが違います。
アートナイフの刃は少し大きく厚みがり、耐久性があります。
モデラーズナイフはアートナイフと同じものです。 |
直線刃、 |
曲線刃。 |
柔らかいスポンジの場合は、曲線刃の方が切りやすいです。 |
スポンジをなるべく変形させないで、
スムーズに切る事の出来る工具を調べてみます。
加工するための治具も研究する必要があるかもしれません。 |