古いカセットテープの修理@
リーダーテープと磁気テープの分離を修理

2024年5月12日作成開始 2024年6月10日更新


リーダーテープの接続
2024年5月12日

オープンリール用のスプライシングテープとハサミ。

ガイドに合わせてカットして接続。

斜めにカットして接続。
オープンリールテープの編集は
テープを切って編集作業をしていました。
スプライシングテープはカセットテープの
リーダーテープと磁気テープの接続に使用できます。
スプライシングテープの代用品は、
スコッチのメンディングテープを使用できます。
100均で材料集め
2024年5月12日 2024年6月10更新
 
テープ固定のために粘着性のあるものを
探しました。
耐震マットは適度な粘着性があり水洗いできます。
スコッチのメンディングテープは18mm×7.6m。
デザインナイフ、カッティングマット、滑らない定規。

低粘着(弱粘着)の両面テープもあります。

必要な長さにカットする加工が必要です。
リーダーテープと磁気テープの接続
2024年5月12日
古いテープを再生していたら、
テープエンドでリーダーテープが外れてしまいました。
A面に5本のネジで止めてあるハーフは、
分解して修理できます。
溶着して貼り合わせてあるハーフは、
分解時に破損して修理できないときがあります。
その時はハーフを入れ替えます。
ネジを外します。
A面ハーフの下にはスリップシートがあります。
スリップシートを外します。
リーダーテープの分離した箇所。
耐震マットは適度な粘着性があります、
スコッチのメンディングテープ。
磁気テープに残った接続テープをはがします。
ノリが残っていたら無水アルコールで落とせます。
はがしたテープの幅とほぼ同じです。
ハブを回すのにマッキーの細い方が
ピッタリで回しやすいです。
耐震マットにリーダーテープを貼り付けて
両側にメンディングテープを
ガイドになるように貼り付けます。
メンディングテープを貼る面は、
磁気ヘッドの当たる面と反対側です。
磁気テープとリーダーテープの断面を合わせてから、
メンディングテープを貼ります。
リーダーテープ側からはがします。
カッティングマットに貼り付けます。
カッター使用時のステンレスガイドが無くて
透明な方が位置合わせがやりやすいです。
定規を当てて、デザインナイフで
はみ出した部分をカットします。
ハサミよりきれいにカットできました。
組み立てます。
A面ハーフを被せます。
ねじ止めして修理完了。

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