2015年1月10日作成 2019年3月14日更新
2015年秋頃に、東京で開局予定のワイドFM (FM補完放送) の周波数 TBS 90.5MHz 文化放送 91.6MHz ニッポン放送 93.0MHz |
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76MHz〜90MHzまでの受信機を用意 | |||||||||
Victor RC-838でテストしてみます。 FM放送のバンド幅と感度調整で、受信周波数拡大がどこまで出来るか実験してみます。 |
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FMフロントエンドの回路図 |
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調整箇所 |
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76MHz〜90MHzのFM放送のバンド幅調整手順 @L3のFM OSCコイルのフェライトコアを回して、下限の76MHzの調整。 FM OSCコイル(FM局発コイル)は、写真のようにフェライトコアを使用したものと、 コイルだけの空芯コイルがあります。 ATC-2のトリマーを回して、上限の90MHzを調整。 76MHz〜90MHzのFM放送のトラッキング調整手順 BL1のFM RFコイルのフェライトコアを回して、下限の76MHzの感度が最大になるように調整。 FM RFコイルは、写真のようにフェライトコアを使用したものと、 コイルだけの空芯コイルがあります。 CTC-1のトリマーを回して、上限の90MHzの感度が最大になるように調整。 |
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76MHz〜90MHzのFM放送の調整後のダイヤル指針位置 | |||||||||
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90Mzまでの受信幅でも可能の受信周波数 | |||||||||
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上限受信周波数拡大をしてみる | |||||||||
90MHz以上へ、FM放送のバンド幅調整手順 @TC-2のトリマーを回して、93.0MHzが受信できるように調整。 ダイヤル指針は、上限いっぱいより少し戻した位置にします。 90MHz以上のFM放送のトラッキング調整手順 ATC-1のトリマーを回して、93.0MHzの感度が最大になるように調整。 |
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再度、バンド幅調整後のダイヤル指針と、表示周波数の位置 | |||||||||
全体が大幅にずれますが、一応受信可能にはできました。 |
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2015年10月13日の試験放送受信状態 FMは108MHzまで受信可能のSHARP GF-305で受信 |
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TBS 90.5MHzはシグナルメーターもほぼ0付近ですが、 ミューティングレベルをギリギり超えてステレオ受信できました。 TBS 90.5MHzは、予想どおり90MHzまでの受信機でも受信可能でした。 |
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シグナルメーターは、2付近を指しています。 |
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シグナルメーターは、3付近を指しています。 |
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受信機の感度、置き場所や、受信アンテナの状態、家庭内の電磁波ノイズにより 受信状態は変化します。 置き場所を変えたりロッドアンテナを調整すると、同じ放送局でも受信状態が変わります。 試験放送の音質は、民放FM局のような音質補正をしていないように思いました。 |
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オリジナルサービスで紹介したラジカセをニッポン放送まで受信範囲を拡大 (2017年9月15日) |
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普段使用しているアナログ指針選局のラジカセです。 経年劣化で調整がずれているため、周波数表示と受信周波数が違います。 ワイドFMのTBS90.5MHzが右側いっぱいまで回すと受信できます。 周波数表示と受信周波数のずれを直すと、文化放送91.6MHzまで受信できそうです。 文化放送が受信できるところまで調整してみると、周波数表示の目盛りとダイヤル指針が合うようになりました。 ニッポン放送の93.0MHzまで受信できるようにすると受信時に、 周波数表示よりダイヤル指針が下の方へずれてしまいます。 ニッポン放送 93.0MHzは、周波数表示全体が大幅にずれてしまうため TBS 90.5MHzまで受信できた物を、文化放送 91.6MHzまでの調整が実用範囲です。 周波数表示板の上をダイヤル指針が動くタイプは、 93.0MHzまで拡大した時には周波数表示を印刷したシールを張ると使いやすくなります。 |
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ニッポン放送が受信できる範囲まで拡大してみました。 FM東京がだいぶずれました。 ダイヤル指針が周波数表示の裏側で動くタイプなので、ひと工夫してみます。 黒い樹脂板を切り出します。 お弁当のトレーから切り出しました。 白いシールでダイヤル指針を作って貼ります。 サイズ調整をしながら仮止をします。 両面テープでダイヤル指針に貼ります。 キャビネットを取り付けて位置を確認します。 意外とうまくいきそうです。 NHKもいい感じになっています。 ニッポン放送はぎりぎりで当たってしまいますが、 なんとか大丈夫でした。 もう少し針の位置を微調整して完成です。 工夫次第でニッポン放送まで拡大しても、 使いやすくすることができる機種もあります。 |
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