SONY TC-K55の修理
2016年11月4日作成  2017年3月23日更新



作業の記録写真を載せていますので、修理工程の詳しい説明はありません。
カセットメカのグリス固着除去とベルト交換、モーターのサーボ回路の電解コンデンサーと半固定抵抗の交換。
カセットホルダー内の照明をLEDに交換、オーディオ回路のリレーと半固定抵抗の交換をしました。
調整の説明はあります。
2017年3月23日に、TC-K65のサービスガイドが入手できました。
調整項目に参照資料として付け加えました。

TC-K55/TC-K65のカタログ




TC-K65のサービスガイド

0dB=0.775V


カセットメカの整備 

早送りと巻き戻しのクラッチの動きが悪いです。
クラッチの板ばねを取り外して
変形を直してから取り付け直します。
板ばねの向きを90度回せる溝があります。
下の資料の様に調整する構造かもしれません。

参考資料 TC-K55のクラッチに似た構造。

参考資料 もう一つのクラッチに似た構造です。

このソレノイド(プランジャー)の位置は重要です。

ヘッドを上げてロックする位置に調整します。



録音と再生時のヘッドの配線の切換は
リレーを使用しています。
接触不良になるとノイズが発生します。

密閉されている同等品のリレーに交換。
 
 

不燃抵抗とヒューズ抵抗を取り外して
測定しました。

抵抗値に変化はなかったようなので
交換せずに元に戻しました。

カセットホルダーの照明が切れています。

定電流素子内蔵LEDのホワイトです。

LED点灯

LED消灯
機構部調整



電気部調整


ラインアウト出力で負荷抵抗47kΩで測定します。



 
モーターの半固定抵抗で、周波数カウンターで3kHzになるように調整します。 
測定器の接続は負荷抵抗47kΩを繋いだ状態で測定します。
TC-K65のサービスガイドの調整用標準テープは、P-4L81(333Hz、0dB)
LINE OUTレベル 0.52から0.59V
(-3.5〜-2.5dB)

チャンネル間レベル差 0.5dB以内






録音レベル調整
@333Hzの信号を加え、規定録音状態で未収録テープに録音する。
A巻き戻してテープを再生したときにラインアウト出力が440mVとなるように、
 半固定抵抗を調整する。

録音再生テスト

 

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