SONY TC-K55の修理
2016年11月4日作成 2019年11月1日更新
作業の記録写真を載せていますので、修理工程の詳しい説明はありません。
カセットメカのグリス固着除去とベルト交換、モーターのサーボ回路の電解コンデンサーと半固定抵抗の交換。
カセットホルダー内の照明をLEDに交換、オーディオ回路のリレーと半固定抵抗の交換をしました。
調整の説明はあります。
2019年10月13日に、TC-K55のサービスガイドが入手できました。
調整項目に参照資料として付け加えました。
★修理専門業者ではないので、修理依頼はお受けしていません★
TC-K55/TC-K65のカタログ | ||
TC-K65のサービスガイド | ||
0dB=0.775V |
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カセットメカの整備 | ||
早送りと巻き戻しのクラッチの動きが悪いです。 |
クラッチの板ばねを取り外して 変形を直してから取り付け直します。 板ばねの向きを90度回せる溝があります。 下の資料の様に調整する構造かもしれません。 |
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参考資料 TC-K55のクラッチに似た構造。 参考資料 もう一つのクラッチに似た構造です。 |
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このソレノイド(プランジャー)の位置は重要です。 |
ヘッドを上げてロックする位置に調整します。 |
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録音と再生時のヘッドの配線の切換は リレーを使用しています。 接触不良になるとノイズが発生します。 |
密閉されている同等品のリレーに交換。 |
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不燃抵抗とヒューズ抵抗を取り外して 測定しました。 |
抵抗値に変化はなかったようなので 交換せずに元に戻しました。 |
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カセットホルダーの照明が切れています。 |
定電流素子内蔵LEDのホワイトです。 |
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LED点灯 |
LED消灯 |
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機構部調整 | ||
電気部調整 | ||
ラインアウト出力で負荷抵抗47kΩで測定します。 |
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モーターの半固定抵抗で、周波数カウンターで3kHzになるように調整します。 |
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測定器の接続は負荷抵抗47kΩを繋いだ状態で測定します。 TC-K55のサービスガイドの調整用標準テープは、P-4L81(333Hz、0dB) LINE OUTレベル 0.52から0.59V (-3.5〜-2.5dB) チャンネル間レベル差 0.5dB以内 |
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録音レベル調整
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録音再生テスト |
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取扱説明書の「録音レベルについて」と「テープ切替えスイッチ」 | ||