ラジオ・ラジカセミニ博物館

SONY CF-3800の修理

2005年の修理依頼品の修理記録写真です。


この写真は展示室のものです。

修理未経験者や初級者向けの細かい工程の説明はしていません、
基礎知識があり修理経験豊富な方が修理してください。
万一修理を失敗しても、自己責任でお願いいたします。

★修理専門業者ではないので、修理依頼はお受けしていません★

故障症状 スイッチ・ボリューム接触不良、ラジオ・カセットの動作不良
診断症状 スイッチ・ボリューム接触不良、ラジオ・カセットの動作不良
処置内容 スイッチ・ボリューム・スピーカー端子の分解・清掃・接点改質剤塗布
ヘッドホン・マイク・ライン・フォノ端子の接点洗浄と接点改質剤塗布
アース端子・ネジのさび落とし
スピーカー破れ補修
電池端子・ロッドアンテナクリーニング
カセットゴムベルト交換
テープスピード・アジマス調整
巻き戻しリール台交換
走行系清掃
グリス塗布
ステレオ復調回路基板交換
ラジオの受信周波数調整と感度調整
電池室蓋スポンジ交換
右側アルミサイドパネルのはがれを接着
操作部パネルのはがれを接着
本体清掃
テープセレクターのスイッチだったと思います。
分解した所です。接点が酸化して黒くなっています。
接点を磨き上げますと、光り輝きます。
少し接点が磨り減っていますが大丈夫です。
録音、再生切換スイッチのあるオーディオ基板の裏側
オーディオ基板の表側
録音、再生切換スイッチを取り出します。
録音・再生切換スイッチを取り出しました。
分解しますとこんなに接点があります。
端のほうは酸化して黒くなっています。
きれいに磨きました。
接点改質剤“SETTEN”No1を塗ります。
これを塗ると音が良くなります。
録音・再生切り替えスイッチを組み立てました。
スピーカー端子です。右側が磨く前です。
左側が分解して磨いたものです。
ヘッドホン端子など分解できない端子もありましたが、
接点はできる限り磨いてあります。
右側のリール台の軸にひび割れがあり、
テープをうまく回せません。交換しました。
FM放送のステレオ復調回路基板です。
調整しても左右のレベルが違い、
トランジスターの交換でも直りませんでした。
結局、回路基板ごと交換しました。
購入時に附属している注意書きです。
電源スイッチの下に張ってあるシールです。
滅多に見ることができない、
ダストカバーです。

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