最初に入手したCP-1510の状態 |

最初に入手したセットです。
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トゥイーターのセンターキャップは両方つぶれています。
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ウーファーは片方だけ正常動作します。
もう片方は、断線していませんが磁気回路が腐食で固まっています。
ドロンコーンは両方とも正常ですが、片方はシミがあります。 |

スピーカーターミナルは、端子金具は外れてベースの樹脂は割れています。 |
次に入手したCP-1510の状態 |

左側のウーファーは正常動作しますが、トゥイーターのセンターキャップが外れています。
右側のウーファーも磁気回路が腐食で固まっています。
ドロンコーンは汚れていますが正常動作します。
以前に交換されたのか、動作するウーファーだけが汚れていないコーン紙です。 |

スピーカーターミナルは、ほとんど破損はありません。 |
スピーカーターミナルの交換 |

全体的に綺麗な最初のスピーカーに、次に入手したスピーカータミナルと交換します。 |

写真左は、割れたスピーカータミナル。
写真右は、交換するため外したスピーカーターミナル。 |

端子を磨いてから、スピーカータミナルを取り付けました。 |
ウーファーの交換 |

動画で動きを見れます。
正常動作するスピーカーのドロンコーンを押すと、ウーファーが手前に動きます。
動作不良のウーファーをたたくと動かないので、甲高い音がします。
ドロンコーンを押しても、ウーファーは動きません。 |

ベースとなる方の動作不良ウーファーを取り外します。 |

裏側です。
アルミフレームの裏側にパッキンが張り付いています。 |

写真左はトゥイーター側、写真右はドロンコーン側です。 |

ネットワークです。 |

部品取側です。
ウーファーとドロンコーンの色が違います。 |

困りました、パッキンがバッフル板に張り付いています。 |

さらに困ったことに、プラスとマイナスの端子が外れています。
瞬間接着剤で、フレームと接触しないように注意して接着します。 |
アルミフレーム腐食は、磨くのは大変なので今回はやめます。 |

最初に入手したほうのスピーカーの引き出し線の位置です。
型番とサイズが印刷されています。 |

部品取用の引き出し線の位置が違います。
型番とサイズ以外にも、インピーダンスとワット数が印刷されています。
インピーダンスとワット数も違うので、このウーファーは別の機種のものかも知れません。
もう片方のウーファーもはずして調べます。 |

部品取用の動作不良のウーファーをはずして調べます。
やはり印刷が違います。
動作するウーファーは交換されたものです。 |

ひどい腐食です。
これでは正常に動作しません。 |

パッキンは使えませんので製作します。 |

A3の紙をバッフルに仮止めします。
スピーカーの穴とねじ穴をカッターで切り取ります。 |

ウーファーを取り付けて、フレームの外周に合わせて切り取ります。 |

ウーファーを取り付けました。 |
トゥイーターのセンターキャップ修理 |

紙製のセンターキャップは、細い針を使用してへこんだセンターキャップを引き出します。
金属製のセンターキャップは、ガムテープなどで張り付けてひっぱりだします。
無理すると取れてしまうか、破損しますので慎重に作業します。 |

2本ともへこんでいたので修理します。
完全には元通りにはできませんので、ある程度で妥協します。 |

こちらは、部品取用のトゥイーターです。
センターキャップが外れた場合は、形を整えてから接着します。

より綺麗に形を整えられました。 |
動作テスト |

動作テストをします。
なんとなく左右の音は違うようですがかなり似ています。
しばらくはこの状態でも大丈夫です。
今度、同じスピーカーが入手できたら交換してみます。 |