マルチテスターと針式カセットデッキで簡易ミリバル

2013年9月21日 2017年4月13日更新

用意するもの
 
ACミリボルトの測れるマルチテスター1台か2台。
ステレオPINケーブル。
標準プラグからPINプラグへの変換プラグやコード。
針式のカセットデッキ1台。
1dBステップの信号を入れたテスト信号CDや、テスト信号発生装置。
 
変換コネクタ(RCA-J⇔BNC-P)と測定器テスター用変換コネクタ(BNCメス−バナナオス)
組み合わせで2分配にもなります。横に出っ張りのある側がグランド側です。

この接続では、テストテープ製作用のテストテープ信号用CDを使用します。
デッキの録音レベルボリュームではレベル設定がしにくいため、微調整用フェーダーボックスを使用します。
再生レベルのチェック用に、ラインアウトをマルチレベルメーターを接続しておきます。
ヘッドホン端子からの出力を針式メーターのデッキに接続して、ミリパルの代わりの簡易メーターにします。

この接続では、テストテープ信号用のWAVファイルをSDカードに記録したリニアPCMレコーダーを使用します。
デッキの録音レベルボリュームではレベル設定がしにくいため、微調整用フェーダーボックスを使用します。
再生レベルのチェック用に、ラインアウトをマルチレベルメーターを接続しておきます。
ヘッドホン端子からの出力を針式メーターのデッキに接続して、ミリパルの代わりの簡易メーターにします。
 
テスト信号を再生して、調整するデッキの入力に入れます。
調整するデッキのラインアウトにマルチレベルメーターをつなぎます。
ヘッドホン端子からの出力を針式メーターのデッキに接続します。
調整するデッキを録音状態にして、
ラインアウト出力が指定の出力になるように録音ボリュームで調整します。 
マルチテスターが指定の電圧になるように調整します。
そのあとに、針式のカセットデッキも録音状態にして、
指定の電圧の時に0VUになるようにしておきます。
変化の激しい電圧は読み取れませんが、
基準レベル調整などには簡易ミリパルとして使用できます。

針式メーターデッキへのLINE入力レベルが低い場合は、マイク入力も使用できます。
負荷抵抗接続用の測定用2分配ボックスの製作

φ12ジョンソンターミナル、ピンプラグ、ケース

ケースを加工します。
 
穴あけの位置を決めます。

ケースを加工します。

ケースを固定し、ドリルの高さ調整をします。

ケースを固定し、ドリルの高さ調整をします。

穴を開けます。
 

穴があきました。バリが出ます。
 

バリ取りナイフ、リーマー、
ミニパンチ、ドリルの刃
HOZANのバリ取りナイフです。

ジョンソンターミナルの穴を、
ミニパンチで穴を開けます。 

バリもなく綺麗に開きます。
 

4か所、穴が開きました。
 

ピンジャックの穴を、リーマーで広げます。

穴は、6.2ミリぐらいです。

バリが出ます。

バリ取りナイフを使用します。

綺麗にバリが取れます。

狭いスペースでも作業が楽です。

各端子を仮止めしてみます。

保護ビニールを少し剥がします。

ジョンソンターミナルを取り付けます。

テスターのテストリードは垂直に接続します。

スパナ2本で端子の固定と、ナットを回します。

テストリードが垂直になるように取り付けます。

ピンジャックも取り付けます。

各端子の取り付け完了。

シールド線を用意します。

クリンピングプライヤーで被服を剥きます。

綺麗に被服が剥けます。

半田付け部分にフラックスを塗ります。

端子に半田メッキをします。

シールド線を配線します。

文字を透明の使途に印刷します。

裏側の保護ビニールをはがします。

ゴム足を貼り付けます。

上のパネルに文字シールを貼れば完成。

テスターの接続もできます。

バナナプラグでも接続できます。

負荷抵抗を接続しての測定に使用します。

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