AIWA TPR-101 & NATIONAL RQ-231

2017年9月26日作成 2017年10月11日更新


 AIWA TPR-101 (左)    NATIONAL RQ-231 (右)

AIWA TPR-101とNATIONAL RQ-231
メーカー/型番  AIWA TPR-101  NATIONAL RQ-231
発売年  1968年3月発売  1967年12月発売
現金正価  現金正価 25,900円 定価 27,500円  現金正価 35,800円 月賦定価 38,700円
受信周波数  FM 76〜90MC(MHz)
 AM 525〜1650KC(KHz)
 SW 3.9〜12MC(MHz)
 FM 76〜90MC(MHz)
 AM 525〜16050KC(KHz)
アンテナ  フェライトバーアンテナ (AM、SWバンド)
 8段テレスコピック アンテナ (FMバンド)
 フェライトバーアンテナ (AMバンド)
 ロッドアンテナ (FMバンド)
出力  最大1,200mW  1W (最大 1.5W)
スピーカー  7.5×12cm  10cm
録音レベル調整  ラジオ録音は手動録音レベル調整
 マイク録音は自動音量調節(AVC)つき
 ラジオ録音とマイク録音は手動録音レベル調整
録音方式  ACバイアス(交流バイアス)方式  ACバイアス(交流バイアス)方式
消去方式  AC消去(交流消去)方式  AC消去(交流消去)方式
トラック方式  2トラック、1チャンネル、モノラル  2トラック、1チャンネル、モノラル
テープ速度  4.8cm/秒 (4.75cm/秒)  4.8cm/秒 (4.75cm/秒)
巻き戻し時間  90秒以内  70秒以内
早送り時間  160秒以内  70秒以内
モーター  機械式ガバナーモータ  電子ガバナーモーター
電源  電灯線電源AC 100V
 乾電池6V 単一×4
 電灯線電源AC 100V
 乾電池7.5V 単一×5
寸法  285幅×231高さ×90奥行きmm  330幅×205高さ×95奥行きmm
重量  2.8kg(電池除く)  約3.4kg
付属品  単一指向性ダイナミックマイクロホン (リモコンスイッチ付き) DM-721
 AC電源コード
 イヤホン
 無録音カセット
 録音済みカセット
 電池(UM-1) 4本
 皮ケース
 マイクロホン・ケース
 リモコンスイッチ付きダイナミックマイクロホン (WM-2200N)
 マイクスタンド (WN-123N)
 録音済みカセット
 電池(UM-1) 5本

「ラジカセのデザイン」と「ニッポンラジカセ大図鑑」は国産初の定義が違う。

2009年11月10日 株式会社 青幻舎 「ラジカセのデザイン」 著者 松崎順一(デザインアンダーグラウンド)
ラジカセのスタンダードデザインの元となった最初の機種がAIWAと定義。

2017年6月30日 スタンダース株式会社 「ニッポンラジカセ大図鑑1967-1988」。
1967年発売のNATIONAL RQ-231が最初と取り上げている。
 

AIWA TPR-101の資料

1968年の総合カタログ表
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1968年の総合カタログ中
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単品カタログ表
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単品カタログ裏
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1984年のラジオの製作
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ラジオの製作部分拡大
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1970年のLEFEの広告
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1974年と1975年の
カタログから
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1970年のLIFEの広告は海外モデルのため、日本国内仕様とは異なります。
ネットで検索すると回路図や取扱説明書が見つかります。
海外モデルはラジオの受信周波数帯が違い、LW/AM/SWのTPR-101SLH、BC(AM)/SW1/SW2のTPR-101SSHなどが見つかります。
LEFEの広告は、BC(AM)/SW1/SW2のTPR-101SSHと同じです。
日本国内仕様はFM/AM/SWの3バンドのため、使用トランジスターも海外の14石から16石と増えています。
TPR-101の操作説明には、取扱説明書を参考にしています。

「AIWA・ラジオカセット・1968年(昭和43年)」のページへ
 
 

NATIONAL RQ-231の資料

「科学からのメッセージ
       ラジカセ」より
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「科学からのメッセージ
       ラジカセ」より
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1968年 カセットテープレコーダ総合カタログ8月
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1968年
カセットテープレコーダ
総合カタログ8月の拡大
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テクニカルガイド
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電波科学 1968年5月
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「NATIONAL AM-FM RADIO CASSETTE RQ-231 ナショナル初のFM/AMラジオ付きカセットテープレコーダ」のページへ
 
 
  
資料は集まり次第追加します。
 
AIWA TPR-101 NATIONAL RQ-231

正面。

正面。

裏面。

裏面。

左側面。

左側面。

右側面。

右側面。

REMOTE リモコンジャック (2.5ミニミニプラグ)。
MIC マイクジャック (3.5ミニプラグ)。
AUX 入力ジャック (3.5ミニプラグ)、RADIO/TAPE切換をTAPE・MIC位置にする。
EXT SP 出力ジャック (3.5ミニプラグ)。
MONITOR スピーカーモニタースイッチ (0、1、2、スピーカー出力がOFFと、音量2段切換)。

REMOTE リモートジャック (5.5DCプラグ)。
MIC マイクジャック (3.5ミニプラグ)。
AUX IN 補助入力ジャック (3.5ミニプラグ)。
SP MONITOR モニタースイッチ (スピーカー出力のON/OFFの切換)。
EXT SP 外部スピーカージャック (3.5ミニプラグ)。

乾電池ケース。

乾電池ケース、電池パイプ。

AC電源ジャック。
AC電源ジャックにACコードを差し込むとAC電源が優先される。

付属品収納箱に内蔵のAC電源コード。
AC-DC自動切換回路内蔵。

テレスコピックアンテナ (ロッドアンテナ)収納時。

ロッドアンテナ収納時。

8段テレスコピックアンテナ (ロッドアンテナ)FMバンド。

ロッドアンテナ。

吊手(ハンドル)。

ハンドル。

吊手(ハンドル)左側面。

ハンドル左側面。

吊手(ハンドル)右側面。

ハンドル右側面。

プッシュボタン方式のカセット操作。

操作ツマミによるカセット操作。

バンドセレクターボタン。
AM/SW/FMのラジオ切換スイッチ。

バンド切換スイッチ (裏面)。
FM/AMのラジオの切換スイッチ。

(左側) VOLUME ON・OFF電源/音量調整つまみ。
(右側) TONE 音質調整つまみ/ビート防止スイッチ。
ON・OFF電源/音量調整つまみを反時計方向に絞り切ると電源が切れる。
音質調整つまみ/ビート防止スイッチを反時計方向に絞り切ると発振周波数が変わる。
音質調整つまみは録音時は解除される。

(上) VOL 音量調整ツマミ/電源スイッチ、録音時は録音レベル調整ツマミ。
(下) TONE 音質調整ツマミ。
音量調整ツマミを反時計方向に絞り切ると電源が切れる。
音質調整ツマミは録音時は解除される。
 

TUNING チューニングつまみ。

同調ツマミ。

ダイヤル目盛。

AFCスイッチとダイヤル目盛。

RECORD LEVEL 電池電圧/録音レベルメータ。

LEVEL 電池電圧/録音レベルメータ。

RADIO/TAPE・MIC テープ/ラジオ切換えスイッチ。

RADIO/TAPE テープ・ラジオ切換スイッチ。

カセットケース。

上蓋ケース。

カセットオフボタンを押して、カセットケースを開ける。

2段式ポップアップレバーを下げて上蓋ケースを開ける。

ポップアップ機構 。

上蓋ケースが開く。

カセットテープのテープが露出している面を上にしてカセットケースに入れる。

カセットテープのテープが露出してる面を上にして本体に押し付けるように入れる。

カセットテープをカセットケースに押し込む。 

カセットテープが本体から浮き上がっていないことを確認。

カセットケースを閉める。

上蓋ケースを閉じる。

カセットテープ装着時。

カセットテープ装着時。

停止はカセットオフボタン/ストップボタンを押す。

停止は操作ツマミを上にスライドさせる。

カセッテープトの取り出しは、カセットオフボタンを押すとカセットテープがポップアップする。

2段式ポップアップレバーを下げると、上蓋ケースが開く。

ポップアップしたカセットテープ。

2段式ポップアップレバーを更に下げると、カセットテープが取り出せる。

プッシュボタン方式のカセット操作、停止はカセットオフボタンを押す。
テープ終了になってもモーターは止まらないため、カセットオフボタンでモーターを停止させる。

操作ツマミのカセット操作、停止は操作ツマミを停止位置にスライドさせる。
テープ終了になってもモーターは止まらないため、操作ツマミを停止位置にスライドさせる。

再生は、FWD 再生ボタンを押す。

再生は、操作ツマミを下へスライドさせる。

録音は、REC 録音ボタンを押しながらFWD 再生ボタンを押す。

録音は、録音ボタンを押してから操作ツマミを下へスライドさせる。

早送りは、F FWD 早送りボタンを押す。
早送りボタンはロックされない。

早送りは、操作ツマミを左へスライドさせる。
操作ツマミはロックされない。

巻き戻しは、REW 巻き戻しボタンを押す。
巻き戻しボタンはロックされない。

巻き戻しは、操作ツマミを右へスライドさせる。
操作ツマミはロックされない。
画像をクリックすると動画を再生します。
テープの一連の操作を動画で説明しています。

画像をクリックすると動画を再生します。
テープの一連の操作を動画で説明しています。

MONITOR モニタースイッチは、録音時のスピーカー出力を切換。
0はOFF、1で音が出る、2でさらに大きな音が出る。
MIC・AUX録音やラジオ録音時に、モニター音量が切換られる。

画像をクリックすると動画を再生します。
この年代のテープレコーダに多くあった録音レベル調整方法です。
自動録音レベル調整がなく、手動録音レベル調整となります。
録音専用の録音調整レベルツマミがない機種の取り扱いには注意する点があります。
再生時の音量調整ツマミの位置が、録音時にそのまま録音調整レベルとなります。
録音時に適正レベルと同じ位置であればよいのですが、
音量調整ツマミの位置が適正レベルより高いと録音レベルがオーバーします。
実際のモニターしている音量の変化と録音レベルの変化を動画で確認できます。
RQ-231のモニタースイッチはONの状態。
ラジオ録音の設定にしています。